
歴史のビジネスヒント 3 「上司と部下のあり方」
今回は「大化の改新」の主役となった二人を挙げてみます。 645年、この年号は受験勉強でよく覚えた方も多いと思います。
天皇の力が衰え、その代わりに主導権を握ろうとしていた蘇我蝦夷・入鹿親子を倒し、当時の政治改革を行なった主役が、中大兄皇子と中臣鎌足です。 中大兄皇子は次期の天智天皇、中臣鎌足は天智天皇に功績が認められ、亡くなる間際に臣下では最高位の「人織冠」を、その後、平安の時代を制した藤原氏の姓を与えられました。
この二人の関係は、鎌足が皇子の能力を認め、蘇我氏を倒すという同じ目標を持ち、政治改革を成功させようという目的を持って共に助け合う、現代でいう上司と部下の関係といえます。 その上司と部下の関係が成功した例の一つといえるのではないでしょうか。
部下が上司の能力や人格を心から認め、尊敬する。 上司は部下の能力を多いに認めて信頼する。 そんな関係があったのではないかと思われます。
現代のビジネスの世界でも人間関係、特に上司と部下のあり方が問題になるケースも多いようです。 自分の上司は尊敬できる人物ですか? 自分の部下を信頼していますか? 毎日の仕事に追われ、ついつい上司・部下の愚痴が多くなっていませんか?
ぜひ一度、ゆったりとした気持ちを持てる時間をつくり、冷静に上司・部下の良いところ探しをしてみてください。 余裕がないとどうしても人は相手を否定的に見てしまったり、欠点を探してしまったり・・・。 これはお互いにとって良い結果にはつながりません。
自分のためにも周りの人の良いところ探しをして、ゆっくり話す時間などをつくってお互いを見直すことをしてみませんか? この人の部下で良かったとか、この部下を持って幸せだ!と感じながら仕事をした方が、絶対に良い結果が出ると思っています。
スピードに追われている多くのビジネスマン・ウーマンにお互いを見つめる時間をつくることを提案したいと思います。
そして、ぜひご家庭の中でも、家族の人の良いところを探しをしてみてください。 晩酌もおいしいこと、間違いなしです。 |
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